1日目(4月28日) 一路高速を944km走る。 混雑を避ける為にゴールデンウィ−クを1日だけ早く休ませて頂き28日の朝4時起床30分に出発と前日までに荷物等はすべパニアに入れてあったので直ぐに出発です。 仕事で休めるかどうか心配していましたが出発してしまえばこっちのもの。。。すいません。 松山で同乗の板さんの分のヘルメットとバイク用ウエアがパニアには入らず防水バックに入れてリアキャリアにくくりつけました。 半端なキャリアなのでなぜかヤフオクで落としたササキのトップケースキャリアがあるのでつけてから荷物を積みました。なかなかの安定感。 ほんとは単独行きのキャンプ予定だったのでリアシートを外してリアカバーを着けてその上に30Lのキャンプ道具を着けて準備していました。 なかなかの引越?騒ぎでしたが最低限の荷物のみになりシンプルな仕様です。 やはりパニアは大きなのにしておけばよかったとこの時に実感です。 このように朝の4時半は真っ暗です。 見送る人はなぜか2世帯の下に住んでいるお袋?、音がしたのでおきてきたようです。 奥、子供は寝ています。 出発して直ぐに3分もすると2・3年前に開通した北関東道、駒形インターです。 ここから長い長い高速が四国まで続きます。 北関東から直ぐに関越、信越と乗り継ぎました。 ここから信越自動車道をとにかく真っ直ぐ行って長野道です。 ルートとして関越〜圏央道〜中央もしくは関越〜首都高〜東名という選択肢もありましたが四国までの値段を考えると長野経由が安く早い事が判明したので今回このルートで決行しました。 出発してから軽井沢をこえるあたりから寒い寒いほんとに寒いのです。 ウエアは今回春用のエルフのパット入り全天候型ウエアでその下は薄いフリーズのみで下はタイツなしの秋冬用防風ジーンズなのでこれでは寒すぎる。 高度が上がると寒くなるのは当たり前で長野自動車道に入ったあたりから霧がでてきて前がよく見えない状態になってしまいました。 その時に温度はなんと、5度しかないのです。 これではたまんないので次のパーキングによってガソリン入れてから持ってきた電熱ベストと防風ウエア(GW)を着ました。 やっと冬並みの支度で電熱ベストとグリップヒーターで武装したのでやっと生きた気がしてきました。 あたりもすっかり明るくなって長野自動車道から中央に入りひたすら名古屋まで真っ直ぐです。 名古屋に早くもAM8時には着いてしまいました。 確かに途中スピードも言えない程出していましたがなんか4時間少しで着いてしまうなんてこの調子なら松山に早くつきそうと実感です。 養老SAで朝飯をかねて休憩です。 嬉しくもたくさん食べられるバイキング方式なのでお腹一杯食べました。 ここから名神高速で仕事でしか行かない京都、大阪です。さすがに平日の通勤時間なので混んでいましたが直ぐに抜けて中国自動車道経由の山陽自動車道です。 空いているので少々ペースが上がり気味です。 海も見えてきて山もあるので気持が大変いいです。 おお! なんと12時なのに瀬戸大橋です。 なんか早くねえか? と一人つぶやき。 瀬戸大橋、四国なんて昔サラリーマンやってた頃に某T電気メーカーの表彰式のご招待でいったきりでした。 まさか自分のバイクで来るなんて。 記念塔 雄大な景色の中のおおきな橋 いろいろ魚介類等も売っているフィッシャーマンワーフ ここまでの距離が766kで時間で約8時間です。(途中1時間休憩)だから信じられないほど早かったと思います。 GPSの平均時速115km、最高速度は182kmとなっていますが内緒。。これなら電車と変わんないや! また全然疲れてないし、歳だからあとからくるのかな。。 GPSは便利です。 ナビの性能は出たてのカーナビ位だと思いますが自分の位置を確認できるのと走っている時は速度も表示されます。 今回は四国全土の地図をパソコンより転送してきてルートも作ってきたのでナビの通りに走ればある程度目的地まで着いてしまいます。 走った後の軌跡も取れるのでパソコン上で後でルートを見る事もできます。(トップページ参照) 但し、機能不足の為、2日目みたいな失敗もやらかします。。。 瀬戸大橋のパーキングであったW650に乗った若者と話しました。 その前のSAでも見かけてはいたのですが、彼は岐阜にすんでてこれから四万十川のほとりでゴールデンウィーク中キャンプして過ごすそうです。 毎年行っているとの事です。 そして明日になると新幹線で彼女が来るそうです。 う!うらやましい。 私は明日「男」が来る。 彼はBMWに興味があるらしくいろいろ聞いてきました。 「高速楽そうですね。」というので、いろいろ自慢してしまいました。 確か途中あったバイクもBM多かったといっていました。 早速帰ったらBMの中古車見に行くとの事。 また一人BM乗りが増えそうです。 瀬戸大橋から2つ目位のインターチエンジ「善通寺」で長〜い高速を下りて、四国最初の観光地「金毘羅山」を目指します。 名前では聞いていましたが行くのは初めてです。 町中、金毘羅堂を盛り上げているみたいでそこら中、土産店、讃岐ウドン店ばかりです。 長い 階段1368段と聞いていたのでできるだけ近くのパーキングを探しました。突き当たりになってしまったところで「お兄さん。食事したらバイク置かしてあげる」とのおねえさんの一声でそこで昼飯とバイクを駐車しました。 食事はここに来たのだからもちろん「讃岐うどん」これがこれから始まる旅の1杯目のうどんでした。 うどんに鰹節と醤油をかけただけ? でもなかなかイケていました。 お腹一杯になったところでさあ1000段以上の階段に挑戦です。 ここまでバイク、700K以上乗ってきているのにと思いますが、そこがなぜかBM疲れてないのですね。 でも歳には勝てず、年2回の山経験も役に立たず休まないと登れないのです。 やっとの事登りきりました。 クタクタで汗だくです。 しかもプロテクター防風ジーンズの蒸れで暑いのなんのって 本堂まで約40分よく登りました。 折角なので息子に黄色いお守りを二つ買ってきました。 金毘羅山を後に今日の目的地「松山・道後温泉」に向かう事に、実は計画のなかで松山まで一日でつかなかった場合このへんで泊まろうと思っていたので宿の予約をしていませんでした。 急遽、ここで松山のホテルに連絡。 ホテルは仕事でよく使って会員になっているのでサンルートホテルに連絡しました。 直ぐに取れたので安心しました。 瀬戸内海を見られる高速を真っ直ぐに気持ちよく走り、なぜか一人「瀬戸の花嫁」を口ずさみながら。。。 そして6時半頃に松山に到着。 松山市内は路面電車が走り大きなビルが多い50万都市です。 なれない路面を走りホテルサンルートへ到着。 ここまで一日の走行距離944kmでした。 一人でバイクいや車も含め走った距離で一番長い記録でした。 ホテルではバイクの駐車を屋根付の車を止める有料駐車場の隅に無料で停めさせてくれました。 今日は寝るだけなのでビジネスホテルが一番です。 なんと会員はチェックアウトは明日の1時迄OKとの事。 明日の午後一時半に板さんが来るのでそれまではノンビリできる。 朝早かったのでゆっくり寝るぞ! だけど、もうひとつ今日の観光目的があります。 それは道後温泉の坊ちゃんの湯に入る事です。 以前に来た時にも入りましたがなんとなく「伊香保温泉の石段の湯」と同じようなイメージがありました。 松山駅近くのホテルからは道後温泉へは路面電車に乗ります。 早速、食事と風呂がてら道後温泉へ、ああここは昔来たあの場所だ。この古さといい風格といいなかなかの歴史的建物です。 直ぐに温泉に入りました。 中はタイル?張りみたいなつくりで懐かしいお風呂屋さんみたいな感じです。とても熱い湯で体がとても温まりました。 出てから一人ビールとでも思い、ガイドブックに載ってた道後麦酒館のカウンターでビールとつまみ。 ビール3杯で最高に酔っ払い、汗が吹き出てきました。 酔い覚ましに道後商店街を散策。 昔行った事ある「スナック緑」がまだある。 当時(表彰式)の時にうざい親父が芸者呼んで遊んでるのを他所に知合いの二人で歌を歌いに行った思い出がある。懐かしい! ただ、道後温泉はポン引きが非常に多いところでこのスナックもホテルのフロントに一緒に付いていってもらったと思います。 案の定あの頃(13年前)と変わらず歩いていると路地からおじさん、おばさんが声をかけてくる。 もちろん誘惑には負けませんでした。。 本日は長〜い一日でしたがバイクをたくさん乗れる気持のよい日でした。 また明日からも乗れるなんて俺こんなバイク好きだったんだなと実感しました。 こんな遠くまでくるなんて そして2日目へ