4日目(4月30日) 天草・えびの高原・霧島 また旅の朝は早い6時頃に眼が覚めるとすっかり明るく林間サイトだけあって鳥のさえずりが聞こえます。 林間サイトはなんかイオンがいっぱいあるような気がして気持ちのよい目覚めです。 しかもフカフカの枯葉布団はぐっすり寒くもなく眠れました。 そして荷造りして8時には出発には出発です。 キャンプ場から一時間もかからずに口之津のフェリー乗り場です。 ここから天草港へ渡ります。 今日も天気がバッチリです。 でも遅くなるにつれて悪くなる予定でもあります。 フェリーを降りて天草半島を九州本土とは反対に海岸線を走ります。 ここはずっと海辺を走ることになります。 遠くにたくさんの島々が見えながら走る海辺は神秘的でもありますね。 どうも私は天草というと天草四郎しか頭に浮かばないのですがいろいろ聞いてみるとここはキリスト教伝来の土地みたいでところどころキリスト教のお墓が見られます。 石碑は日本式なんですが刻まれた文字は金色で上に十字架があります。 なんとなく普段すんでいる風景なのに風土の違いも感じられます。 そしてしばらく走ると海岸に「おっぱい岩」と看板に書いてありますが興味深々?で走りながら探しましたが見つからずに、今日のポイント「大江天主堂」に着きました。 早速バイクを止めて歩いて行く事に。 なぜか階段を上がって行くと天主堂があります。 tutyさんのツーレポを見るとバイクとの写真があるのを思い出し、天主堂まで上がる道がある事に気がつきました。 そして疲れながらも歩いていくと同じようにバイクの背に天主堂を写真取っている方がいました。 そして記念写真を撮り教会の中に入りました。 そこで参列者用イスに腰掛けていると係りの方(女性牧師様?)がオルガンを弾き終わり教会の説明が始まりました。 そして私は何も知らずに神殿をカメラでパシリ(音が出る)、するといきなり「写真取らないで下さい」とのご注意を頂いてしまいました。 撮影禁止みたいでした。 そして離れるに離れられなくなり説明をしばらく聞く事になりました。 「貴重な写真です。 申し訳ございません。アーメン。。」 そして天草では有名な教会がいくつかありますが代表を見たので他は特に見るところがないので熊本方面へ戻る島々へ渡る橋を通るロザリオラインを通ります。 大変きれいな道路で四国まで渡ったしまなみ街道にも似た雰囲気です。 途中、お腹空いたので、海老の養殖をしている専門レストランで食事を取りました。 海老天丼を食べる事に。 この辺は、海老の養殖池?が海辺にたくさん見られます。 お土産も出来るみたいでした。 ロザリオラインは海の真ん中を走る雰囲気ですが今日は休みの日でもあるので結構車が多く、快走とまでは行きません。 でも空いている時にノンビリ走りたい道ですね。 そしての道の駅「不知火」で三日間ご一緒だったTotoさんとお別れです。 Totoさんはここから直ぐの九州道から別府まで走り夕刻に大阪まで船で渡って明日、明後日仕事をされてその後に今度は北の佐渡島へ行くとの事。 凄いですね。 気をつけて下さい。 そしてまたべんべさんと二人になった私はこれから九州の観光密集地?へ向かう事になります。 松橋ICから九州自動車道に 乗って、えびのSAに着いた時は今回の旅で初めてポツリポツリ雨が降ってきました。 そして霧島方面を見ると字の如く霧が出てきています。 残念ですがこのまま向かう事に。 当初は時間の関係でえびの・霧島は予定に入っていませんでしたが急遽、高速を使えばどうにか廻れると思い、ルート変更してみました。 えびの高原へ行くルートも、えびのICから登るルートを取った為に景色があまり見えませんでした。 高原に着いたときにはすっかり雨です。 でもせっかくだから韓国岳方面に行って記念写真を撮る事にしました。 すると今だけですが小雨の中ですが霧がなくなりうまく写真が取れました。 方面のワインディングへ入ります。 霧島高原は走っていると途中、鹿がたくさん出てきます。 人間によく慣れていて観光客がエサをあげています。 天気さえ悪くなければ後一日時間を取って来たいところですね。 そして既に夕刻になってきたのでここで宿をとるかキャンプするか迷いましたがそれらしき泊まる気持ちになれないので少なからず山を降りて次のべんべさんが希望している焼酎の蔵元の場所まで行ってから泊まるところを探す事にしました。 途中、霧島温泉郷では九州にきて何度も見ているようなイオウを噴出している所がところどころあります。 それから今日はもうひとつのべんべさんの目的の好きな焼酎の蔵元を訪ねる為に「いちき串木野」に向かう事にしました。 ただ、今日は休みで尚且つ、もう時間も遅いので駅前のお巡りさんに場所のみ聞いて確認のみしておきました。 ついでに宿も聞いて見ました。 今夜の宿は時間が遅く雨だった事もあるので串木野の駅の近くの民宿「田尻」に取ります。 元八百屋さんが労働者向けに作ったと思われる民宿です。 お値段がなんと3000円のところ、お婆ちゃんが2500円に負けてくれました。 畳の部屋と共同シャワー、トイレしかありませんが自分たちには十分すぎます。 空いているので二人別々に部屋を貸してくれました。 しかも、バイクは元店舗の中に入れて頂けました。 この雨なので助かりました。 今日、一日くらいは布団に寝られると楽ですね。 雨の中、近くの料理屋に行き二人で相変わらず酒盛りです。 そして、 酔っ払って近くにお風呂屋さんがあったので行ってみるとなんと閉める時間前なのに閉店との事。 しょうがないので部屋に帰りシャワー浴びて寝る事にしました。 今日はずっと走りっぱなしで天草については走っただけで印象にあまり残りませんでしたが、霧島高原にはもう一度是非行きたいところです。 ルートを工夫するとよいかも知れませんね。 宿に着いた時には土砂降りになっていましたが走っているときは小雨程度でカッパを着るほどでもなかったのでまあまあ天気としては今日も恵まれたほうではないかと思います。 そして今日は布団で寝られた事でいよいよ明日は見るところ満載です。 5日目へ
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