私のバイク「BMW R1200GS」を紹介させて頂きます。
BMW R1150Rから乗り換えて思う所はこのバイク(GS)はまさしく
鉄馬にふさわしいと言う事です。
もともと自分はオフロードタイプのバイクが好きで16で免許取った時の初めてのバイクがXL125でした。
その時のスタイルが今も影響しているのかも知れませんね。
今までに、ロードモデルも乗りましたが姿勢がどうもしっくり行きません。
荷物を後ろに積んで町でも山でも道を選ばず馬任せに旅を続けるそんなカウボーイを連想させます。 (私はインディアン系?ですが。。)
その点、鉄馬の条件を一番持っているのはこのGSだと思います。
どんな悪路や悪条件でも乗っていても何故か安心させてくれる包容力もありますね。
また、このバイクの特性の瞬発力を生かして責める走りもできます。
デュアルパーパスというとオールラウンドで何処でも中途半端なイメージありますが、このバイクを乗っている人は誰もそうは思わないと思います。
それは長いツーリングをしてみてバイクを降りている時もまた直ぐに出かけたくなる気持ちにさせてくれます。 癖になりますね。
〜 一言で言うと「
GSはFUN」です。 〜
■ 購入動機について
R1150Rの車検をきっかけにBMW店に行くと私のいつもの口癖のように「GSの中古入った?」でした。
最初から私がGSが欲しかったのですがまず、F65からという事を無視してボクサーのR15Rを購入して乗ってました。
R15Rのできのよさとボクサーエンジンのフィーリングからやっぱ、次もボクサーでしかもR1200GSと決めていました。
ADVが発売されて注文後半年以上と聞いていたので欲しいけど車検を取らなければならないので初めからADVは対象外になりました。
その日は中古の黄色のGSが出ていました。
買おうと検討しましたがしっくり行かない時に「実は試乗車を卸しますよ。」と店長から言われました。
その試乗車は私の一番欲しかったブルーです。
しかもこの色は今年で最後との事。
また好都合にも冬なので試乗する人は誰ももいない。
値段も○万円安く新車の価格でオプションが全て付くほどでした。
一発返事で予約しました。
そしてR15Rは10月末車検でお別れです。
GSは1月にならないと卸せないので2ヶ月間バイクを乗れない日が続きました。
そして2007年1月13日手元に来ました。
その時の試乗距離はなんと20Kmと僅かでした。
そのうちの7Km位は自分で試乗していますので新車とほとんど変わりません。
でも今思うとずっと店長にGS買う事を言ってましたので何となく、しくまれた、これも甘い罠?みたいにも思いました。^^
■ インプレッション現在、2009年6月で2年半経ちます。
そして既に約3万キロです。
やっと評価が出来るようになりました。
でもボクサーは3万キロからが最高にエンジンが滑らかで楽しくなるとの事。 これからが楽しみです。
良いところ |
加速性能
中速から高速まで一挙に吹き上がる加速は楽しいですね。 メーカーの前のデータでは前モデルの4気筒モデルを0-100mで抜いています。 3.4秒で加速します。 (ちなみにカタログ値で、旧K1200GT:3.7秒、R1150R:4.0秒) |
コーナリング ワインディングを攻める時に車体にも安定性があり軽く重心を傾けるだけで曲がっていくので安心できて攻められます。 但し、重心が高いせいかヒラヒラ走るようなイメージですね。 これは乗車姿勢が影響していて肩に力が入っていないせいか、R15Rの時のような手が突っ張ってコーナーリングのタイミングが遅れるような事はありません。 |
乗車姿勢
立ち姿勢は余裕を生んでくれます。 腕を突っ張っていないので肩に力が入らないのでいつまでも乗っていられます。 |
暴風効果
暴風効果についてはよく考えられていると思います。 一見小さく見えますがノーマルですがスクリーンも高速などでは頭の上へ風を通してくれますし、小さそうなカウルは足などに風が当たらないようにできています。 |
積載能力
両パニアケースとトップケースをつけると「130L」近くあります。 また、後部座席を外すと大きな荷台が生まれます。 →
そこに大きなバッグも載せられます。 でも私は背もたれ付きイスと小テーブル等も入れたいのですがこれは無理です。 キャンプ用品など厳選すれば両薄パニアとトップケースだけで充分キャンプツーに出かけられます。 |
BMWならではの装備 グリップヒーターはもちろんです。 R15Rより多少は進化しましたが2006年式はサーボがあります。
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悪 い 所 (改善点) |
低速時のエンジンフィーリング 私のバイクだけかも知れませんが低回転域の時のエンジンが荒いように感じます。 アイドリングもばらつきますし1.1千回転位で少し高いように感じます。 発進時も滑らかとは言えず、高回転時の単気筒バイクを思わせるようなフィーリングです。 これから滑らかになるのかも知れませんが他のR1200シリーズより低速域のチューンが異なります。
全体的にゆっくり走るバイクではないと思います。 R15の粘り強さがないように感じます。 それに気になるのが常に速度にあったギアを選択していないとノッキングぽくなりシフトチェンジが忙しくなります。 |
足つき性
よく言われるGSはある程度乗る人の身長を選びます。 工夫もあるようですが私でもギャップのあるような道路や路肩は気を使います。 両足はツンツンになります。 渋滞等でノロノロでは結構足が凝ってきます。(未だ吊ってませんが。。) |
フットレスト
フットレストは細くてスタンディングの時が不安です。 ADVもGシリーズも太いタイプが付いていますのでこちらも変えてほしいです。 近々、ADV用に交換予定です。 車体形状からいっても小さすぎます。 |
ヘルメットホルダー
一応それらしき引っ掛けるボウはありますが一々、シートを外してつける事になります。 私は別途ダイヤルロックを持っています。
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車載工具の乏しさ
基本的に工具はないと言っても加減ではありません。 これではパンク修理やねじの緩みも直せません。
メーカーではオプション扱いとの事ですが前のR15Rと比べて貧弱すぎます。
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車幅の大きさ
ハンドル幅がシリンダーより広く、ミラーの高さが高い為、渋滞の時などは非常に気を使います。 ワゴン車やトラックのミラーと同位置になります。 渋滞は苦手ですね。
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■ オプション品・改良点
全体写真
パニアがあるのとないのでは戦闘力が違うように感じます。 普段はトップケースのみで日帰りツーリングをします。
パニア縮小時はハンドルが一番横幅を広く使います。
(渋滞は気を使います。)
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可変式「純正パニアケース・トップケース」
荷物の量により可変できるパニアとトップケースは便利である。
パニアケース: 左/マフラー側37.5L、右46L (縮小時 左28.5L、右37L)
トップケース: 46L (縮小時 37L)
← 左が縮小時、右が拡大時 パニアは120mm狭くなります。
普段のキャンプツーの時は渋滞を考慮してパニアのみできるだけ縮小で行きます。
タンデムは余りしませんがトップケースに背もたれをオプションで付けています。 センタースタンドかけて枕にして寝る事が出来ます。
それぞれ安全の為に反射板とパニア用BMWロゴを付けました。
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タイヤ「メッラー Karoo(T)」
キャストホィールにブロックタイヤはかなり珍しいと思います。
自分としてはブロック履くつもりはなかったのですがGSチャレンジの影響とその時のノーマルタイヤのバーストをきっかけにGSチャレンジの1日目に交換をしました。
(せざるをえなかった。。)
キャストホィールだってもしかしたら私のレベルでは変わらないと思います。
Karoo(T)の感想ですが最初は、高速道路の振動やワインディングでの低い設置面積もあり違和感があり正直、楽しくありませんでした。 しかし、林道でのトラクションはノーマルと比べ前に押し出させてくれるような迫力があります。
また、下りでも食いついてくれるので安心できます。 そして3000キロ走った今ではタイヤがスムーズに反応するようになりました。 相当なスピードまで今までのタイヤと変わらずグリップしてくれるので安心できます。
但し、怖いのはワインディングの高速コーナーと160キロ以上出した時です。
現在、Karoo(T)は売れすぎていて在庫がないとの事ですが前のkarooと比べてもオールマイティだと思います。 |
スポークホィール交換
実はその後(2008年9月)に、このホームページの「私のキャストホィールとスポークホィールへの交換しませんか?」を見て頂いてキャストホィールからスポークホィールへ交換になりました。
GS、オフ車はやっぱりスポークという感じがあるのでGSをいじったり林道等を走るにつれて交換したくなりました。
最初からスポークにすれば良かったのですが新古車だったので選択できませんでした。 |
ロングスクリーン「GIVIエアロダイナミックスクリーンD330ST 」
より大きなウインドプロテクションが憧れで購入しました。 左の写真からも分かるようにノーマルスクリーンと比べて2倍近く大きくなります。 効果は非常に高く風が頭の上を通り過ぎていきます。 風切音も静かになるのでRT?に憧れている人は良いと思います。
私は秋口からGIVIを付けることにして春から夏にかけては暑いのでノーマルスクリーンを付けています。
その他、私はサイドプロテクションスクリーン(ADV標準)をオプションを着けていますので両方の効果は非常に高いです。 GIVIは写真のように透明度が高いので安心できます。 しかも安いので一度付けてみてもよろしいかと思います。 角度調整もノーマル同様に行えますので便利だと思います。 (左がノーマル、右がGIVI製) |
ETC「二輪ETCモニター品」
今や二輪にETCは不可欠ですよね。
私はR15Rの時に二輪用ETCの期間モニターになりました。 その時の機材をディーラーで付けて頂きました。
山田純さんのGSを参照してこの位置に取り付けです。
最初は角度によりバーが開かなかった事が2回程ありましたがいまでは問題なく通過できます。 位置的にも非常に気に入っています。 但し、カードホルダーをシートに入れるとローポジションが出来なくなりますので前側はハイポジションにしています。 (後ろはローです。) |
純正エンジンプロテクターバー
これは1万キロ点検の際につけたものですが最初から付けたかったものです。 転倒の際にエンジンを当然ガードしてくれます。 また、他の車種のプロテクターと違い、エンジンの大きさと余り違いがないので違和感はありません。 右のアルミのシリンダーガードと対で使わないと傷からは防げないと思います。 |
アルミシリンダーガード(ADV用純正品)
シリンダーを守るアルミ製のプロテクションガードです。
純正のプラスティック製とは違い強度があります。
アドベンチャーの標準品は使えるものが多いですね。
(実は既にボロボロに傷が付いて交換済みです。)
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サイドスクリーン(ADV用純正品)
GSアドベンチャーを欲しい理由の一つにウインドプロテクションの高さがあります。 そしてこのサイドスクリーンが気になっていました。
実はGSにも付く事が分かり直ぐに付けて頂きました。 効果は○ですね。 GIVIと会わせるとADVと同じ位プロテクション効果があると思います。 珍しく純正品にしては安いですよ。
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ツアラーテック・フェンダーエクステンション
フェンダーのガードです。特に泥はね等効果がある訳ではありませんが高速時の多少の効果とイメージアップになります。 私は鳥の「くちばし」と呼んでいます。
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ツアラーテック・ハンドプロテクター用スポイラー
スロットルと手を守る為に純正用のハンドプロテクターに長いスポイラーを取り付けます。
効果は風や雨から腕を守りスクリーンの補助の役目もします。
でも夏はグローブに風が来ないので暑いです。 |
ホワイトウインカー(オダックスクリアウインカーセット)
ドレスアップにウインカーを変更しました。 クロームバルブタイプにしていましたがウインカーの点滅が暗いのでがオレンジバルブに変更してあります。
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純正おまけソケット
GSにはシートの下にDC用電源ソケットがあります。
電熱ベストには良いですがタンクバックの中で電源を使う場合やナビのソケットにも近くて便利です。 しかも2つあると便利です。
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ワイドステップ(アドベンチャー用)
GSの標準ステップは細くてラバーゴムを取ると足の負担が大きく特にダートなどでスタンディングした時は足が痛くなります。 何故か分かりませんがこんな細いタイプが付いています。 ADVに標準のステップに交換すると足が安定します。 ただ、お値段が高いような気がします。 比べるとこんなに違います。
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スタンドサポート
GSは結構サイドスタンドを掛けると傾きが激しくなり起こすのに力が要ります。 また、林道やキャンプ場では重みで地面にめり込みます。
こちらの対応用に買ったのが大分、サンタバイクから出ているこのサポートです。 厚み15mmで約11mmスタンドの高さが上がります。
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リアブレーキアシスト
ADVには標準で高さが調節できる可変式タイプのブレーキレバーがありますが流用は出来ないので私はホームセンターで厚みのあるラバーゴムを切ってタイラップ止めでつけています。 これは大正解!ステップが大きく安定したせいかこの高さが林道でスタンディングした時にぴったりです。 もっとも安く安全な改造ですね。 リアブレーキを使う機会が増えます。
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インナーフェンダー&フロントフェンダー延長&リアフェンダー延長
GSでオフロードや雨の日を走った後はもう大変です。 細かい部品の隙間に泥が入り込みずっと残ったりします。 また、結構雨の日に乗ってるとウエアが汚れますね。 そんな時にリアフェンダーは役にたってくれます。 リアショックやバッテリーが汚れずにすみます。 また、フロントとリアフェンダーを長くする事により泥跳ねが少なくなります。 取り付けはインナーフェンダーは2本のネジとタイラップで取り付けです。 前後のフェンダーの延長は両面テープで付けます。 メーカーはアメリカ直輸入で共同購入で安く買ってもらったMAIER製です。 リア延長だけはなんとテツさんの自作品で材料代だけでした。 |
タンクプロテクター(モトフイズ タンクパッド9) 結構この部分はウエアのチャック部分とかで傷付きますよね。 ドレスアップにも良いと思います。 貼る時にはドライヤーを使うと剥がれなくなります。
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ハンドルアップキット(道研) 2.5cm
結構GSはハンドルが広く、シートを上げると肩に力が入ります。 2.5cmアップさせています。 ベストポジションになりました。 他にも3.5cmもあるようです。
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タンクバック(タナックスバインドシステム用スルーバッグ)
GSで唯一楽に付ける事ができるタンクバッグです。 専用の取付金具を利用するのでスムーズに利用できます。
荷物が多い時はフアスナーで容量が可変でき小さく感じますが使い勝手は良いと思います。 収納場所が三ヵ所あり、カード類や地図もわかれ貴重品等整理しておくのも良いと思います。 同社のバインドタンクバッグ2はGSには逆付けになりますので使わないほうが良いと思います。 (私はこれに購入し直しました。) |
車載工具類
GSは標準では右下の工具しか付いていません。 オプションとの事ですが最低限の工具を揃えないとミラーの曲がり具合さえ直す事ができません。 スパナ一式、六角、ペンチ等は最低いれて、その他の応急処置の道具ももって出かけます。 針金、テープ、タイタンベルト等です。 薬も最低限持参します。 大きなバンドエイドやマキロン、オロナイン、包帯等です。 |
スロットルロッカー(m-soul)
ワンダーリッヒ製ではありませんが安い割りに効果があります。
使ってしまうとないと不安になるでしょう。
右手の疲れ方が違うと思います。
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レスキュー道具
車載工具の他に空気入れ、パンク修理セット2種類、ブースターケーブルをいつもパニアに入れています。 過去に山の中でガス欠と同時にバッテリー上がりを経験しました。 そこで備えはあるに越した事がありませんね。 また、何故か、もしもの為に10m位のロープも入れています。
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今後の改良点は ノジマ、FASARMマフラー、AELLA クランクケース内圧コントロールバルブ (BMW Φ22用)ですね。
3万キロになりました これからがボクサーエンジンのお楽しみです!
今は軽量化をしてみたいです。